妊婦健康診査とは?検査回数や総費用はどのくらい?
カテゴリ:概要
記事の種類:妊婦健診
妊婦健康診査とは
妊婦健康診査(妊婦健診)は、母子保健法に基づいて実施される、妊婦と胎児の健康状態の確認、妊娠疾患の早期発見や予防を行う事を目的として実施される定期健診です。
実施間隔
実施間隔は、妊娠後期になるほど検査頻度が増えて行き、原則として妊娠初期から23週までは4週間に1回、24週から35週までは2週間に1回、36週以降から分娩までは1週間に1回実施します。
検査項目一覧
基本検査項目
妊婦健診では、基本的な検査として以下の検査項目は母子健康手帳の記載項目となっており、健診時に必ず行います。
一般的な妊婦健診の検査項目
以下は基本検査も含めて一般的に実施される主な検査項目です。
- 問診
- 身体計測
- 血圧
- 腎尿路系
- 糖代謝
- 血液系一般
-
感染症検査
- HIV(ヒト免疫不全ウイルス)抗体 ※平成28年4月1日以降検査項目に追加
- HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)抗体
- B群溶連菌
- 梅毒(梅毒血清反応検査)
- B型肝炎(HBs抗原検査)
- C型肝炎(HCV抗体検査)
- 風疹(風疹抗体価検査)
- クラミジア抗原
- 超音波検査
- 胎児の検査
- 癌検査
妊婦健診の回数と健診項目および公費負担額
回数 | 検査項目 | 公費負担額(上限) 平成28年4月1日以降 |
---|---|---|
1回目 |
問診 体重測定 血圧測定 尿検査(尿糖、尿蛋白) 血液検査
B型肝炎(HBs抗原検査) 風疹(風疹抗体価検査) |
9,680円 |
2回目~14回目 |
問診 体重測定 血圧測定 尿検査(尿糖、尿蛋白) 保健指導 その他(公費負担は以下のどれか1つのみ) |
5,160円 |
公開日時:2017年08月05日 19:20:36
最終更新日時:2022年05月31日 08:34:34